ぽかぽかコミュニケーション!赤ちゃんの沐浴!
新生児の沐浴と聞くと、初めての方じゃなくても少々緊張する作業だったりするのではないのでしょうか?まだ自分で何も出来ない赤ちゃんをお湯の中に入れるのですから当然です。沐浴とは、ベビーバス等、個別にお風呂に入れることを言います。
私たちが入るお風呂は入浴です。毎日赤ちゃんもただ布団の上で寝ているだけのように見えて、汗もかくし、よだれもだすし、うんちだって、おしっこだってします。髪の毛の生えている皮膚の所は、湿疹ができやすい場所なので、できるだけ毎日の沐浴は必要です。体調が良くないときは避け、元気な時はできるだけ生活のリズムをつけるためにも同じ時間帯がいいでしょう。ベビーバスの横に着替えと、体を拭くガーゼを用意します。
お湯の温度は夏場は38℃、冬場は40℃くらいがよいでしょう。
赤ちゃん頭を支えながゆっくりとお湯の中にいれていきます。赤ちゃんが安心するように胸の上にガーゼを乗せて、ベビー石鹸を手のひらに泡立て、赤ちゃんのからだを優しく洗っていきます。顔の周りや、耳のあたり、細かい所はガーゼを湿らせ優しく拭きます。頭も泡立てて洗います。常に赤ちゃんの両耳をの下を支えるようにもちながら、もう片方の手で洗っていきます。
沐浴時間は5.6分程が望ましいです。風邪を引かせてしまわぬよう、できるだけスムーズに行えるように着替えもすぐ着せられる状態にセットしておくと良いでしょう。忘れてはいけないのが背中を洗うことなのですが、赤ちゃんを動かすことが難しいのであれば、ガーゼを持ち、背中の裏に手を入れて洗ってしまってもいいでしょう。
できるのであれば赤ちゃんをくるっと反対側に向かせて、洗う人の腕に寄りかかるようにさせて背中を洗います。赤ちゃんの口や目にお湯が入らないように気をつけましょう。沐浴が終わったらゆっくりと用意しておいたガーゼの上に寝かせて水分を拭き取ります。おむつをして、乾燥を防ぐためベビーオイルをつけて、優しく撫でてあげると、赤ちゃんとのコミュニケーションにもなります。産着を着せたら、水分をあげましょう。
水、ベビー用のお茶などをのませてゆっくりさせて下さい。沐浴後は体調を崩しやすいので特に気をつけましょう。赤ちゃんの沐浴は緊張するかも知れませんが、赤ちゃんの気持ち良さそうな顔をみたりしているうちに、優しい気持ちになっていくものです。赤ちゃんとの暖かいコミュニケーションのひとときとなるでしょう。
はじめてママでも安心!楽しい沐浴のコツ
新生児のお風呂のことを「沐浴」といいます。
生まれて間もない赤ちゃんは、新陳代謝が活発なうえ、うんちやおしっこで汚れるので毎日お風呂にいれてあげる必要があります。
また、抵抗力が弱く、感染症などにかかりやすい為、最低でも1か月間は大人とは別のお風呂に入れてあげましょう。
準備するものや基本的な手順をしっかりと確認して、ママと赤ちゃんとの楽しいコミュニケーションの時間にしたいですね!
まず、必要なものをすべて準備しましょう。
1 ベビーバス、湯温計
浴室でも良いですが、台所のシンクや洗面所などに置く方が、ママの姿勢が一番楽かもしれません。
2 ガーゼ、ベビー用せっけん
ガーゼは赤ちゃんの体を洗う際にお腹乗せてあげます。そうすることで赤ちゃんが安心するようです。
ベビー用せっけんは様々な種類がありますが、沐浴中は赤ちゃんを支える片手がふさがるので、ワンプッシュで使える泡で出るタイプがおすすめです。
3 バスタオル
沐浴後、すぐ手が届く位置に置いておきましょう。
4 着替え(おむつ、肌着、ベビー服)、ベビークリーム、綿棒
肌着は予め、ベビー服と重ねて、そのまま着られる形に整えておくと、スムーズに着替えることできます。
いよいよ!赤ちゃんを入れてあげましょう。
1 衣服を脱がす
赤ちゃんがびっくりしないよう、声をかけてあげながら、ゆっくりと服を脱がせてあげましょう。
2 ガーゼをかける
お湯の温度は約40度。湯温計でしっかり計りましょう。
利き手とは反対の手で、赤ちゃんの首をしっかりと支えながら、お腹にガーゼをかけてあげます。
3 頭を洗う
赤ちゃんの耳にお湯が入らないように、指で両耳をふさいであげましょう。
ベビー用せっけんで、優しくなでるようにしながら、頭を洗います。
4 体を洗う
首や脇、指の間、おまたなどは汚れが溜まりやすいので、注意して洗ってあげましょう。
背中を洗うときは、赤ちゃんの顔をお湯に浸からないように気を付けながら、うつ伏せにしてあげます。初めは難しく感じるかもしれませんが、ゆっくりと焦らずに行いましょう。苦手な方は、仰向けのまま、お湯の中で背中とおしりを洗う方法もあります。
洗い終わったら、お湯で泡を流してあげましょう。
5 着替え
赤ちゃんの体が冷えてしまわないように、手早く体を拭き、洋服を着させてあげましょう。
6 お手入れ
耳や鼻を綿棒できれいにし、ベビークリームなどで保湿してあげると良いでしょう。
はじめての沐浴では、バタバタとしてしまうかもしれませんが、何回か経験するうちに慣れてくるものです。
今しかない新生児の可愛さを存分に感じながら、楽しいコミュニケーションの時間になると良いですね。