新生児 沐浴ガイドブック > 沐浴の基礎知識 > 赤ちゃんの沐浴ってどうするの?を解決!

赤ちゃんの沐浴ってどうするの?を解決!

沐浴

新生児の赤ちゃんはまだ小さく首もすわっていない状態で、どうやってお風呂に入れてあげようかと悩みますよね。どこを支えてあげたら良いの?お湯の温度はどれくらい?どうやって洗ってあげたら良いの?と疑問が膨らみます。

生後1か月くらいまでは、細菌感染などから赤ちゃんを守る為にベビーバスなどを使ってをお湯に入れてあげる沐浴を行います。だいたい1か月を過ぎた頃から、大人と一緒に入浴を行いますがいつから入浴可能か心配な方は主治医の先生に相談してみてください。

1.準備するもの(赤ちゃんを沐浴させる前に事前に準備をしましょう)

・ベビーバス
・ガーゼ(赤ちゃんの体を覆える大きめものと体を洗える小さめのもの)
・ベビー用せっけん(液体や固形の物、また沐浴専用の液などもあります。赤ちゃんの肌にあったものを選びましょう)
・湯温計(夏は38~39度、冬は39~40度程度が赤ちゃんの沐浴に適した温度と言われています)
・洗面器
・バスタオル、着替え、おむつ(着替えとおむつは広げておいておくと楽です)

2.沐浴をしましょう

準備が出来たら、沐浴開始です。赤ちゃんがつかれてしまわない様に、10分ほどで終わらせましょう。温度を確認したら、赤ちゃんを大きめのガーゼで包みます。赤ちゃんが裸になって不安になり泣き出してしまう場合があるからです。足からゆっくりお湯に入れ、首は支えたまま、利き手でゆっくり体全体にお湯をかけます。洗面器に入れたお湯で、小さめのガーゼを濡らし顔をふきます。

目の下、額、鼻筋やほほ、耳も忘れずにやさしくふいてあげます。頭にせっけんをつけて、髪を洗います。ガーゼにお湯を含ませて洗い流してください。手や・おなかも洗ってあげてください。脇の下は持ち上げて洗い、手のひら、股の部分やひざの裏の部分も忘れずに洗いましょう。洗い残しがあると皮膚のトラブルにもつながります。利き手でしっかり赤ちゃんの脇の下を支え、そのまま赤ちゃんを背中側に返します。背中、おしりを洗いましょう。1番最後に洗面器に用意していたお湯を体全体にかけ、せっけんを綺麗に落としましょう。

3.体をふきましょう

バスタオルで赤ちゃんをくるみ全身をくまなくふきましょう。特に、おしりや首の部分はかぶれやすいので水分をしっかりとふきとりましょう。この時にバスタオルの角に頭を置くと赤ちゃんをくるみやすいです。お着替えをして沐浴が終了です。

まだ生後間もない赤ちゃんの沐浴はとっても緊張します。初めから完璧にできることなんてありません。沐浴タイムを赤ちゃんと一緒に楽しめれば良いですね。

関連記事Related Posts