いつからいつまで?沐浴の期間
沐浴は退院したその日からスタート
退院して自宅や実家に戻ると、赤ちゃんとの生活が始まります。
そして退院したその日から、赤ちゃんの沐浴も始まります。
赤ちゃんは、寝ているだけに見えますが、新陳代謝が活発でたくさん汗をかきます。
そしてもちろん、おしっこやうんちをするので、皮膚トラブルの防止も含めて毎日清潔にしてあげなくてはなりません。
基本的にお風呂と同じで、一日一回で十分ですが、夏は汗をかいて蒸れたり、あせもや湿疹などの皮膚トラブルが起こらないよう、様子を見て一日数回沐浴してあげてもかまいません。
片手で赤ちゃんを支え、もう片方の手で赤ちゃんの体を洗って・・簡単にできるものではないかもしれません。
赤ちゃんが疲れないように短時間でスムーズに沐浴を済ませてあげるためにも、事前に使うものの準備と、手順を頭に入れておきましょう。
沐浴の準備
まずは道具の準備です。
ベビーバス・沐浴剤や石鹸・温度計・ガーゼ・バスタオル・赤ちゃんの着替え・おむつやお手入れグッズです。
沐浴剤は入浴剤のようにお湯に入れて、すすぎなどをしなくてよいのでサッと入れたいときに便利です。
ガーゼは体を洗う時に使いますが、大き目のガーゼや沐浴布はおなかにかけてあげると赤ちゃんが安心しますのでオススメです。
道具を準備したら、手順を確認してさっと入れてあげます。
あまり長く浸からせてしまうと、新生児は体力が十分ではないので、疲れてしまいます。
沐浴時間は5分くらいを目標にしましょう。
着替えはすぐに着れるように肌着などと合わせてセットし、38~40度くらいのお湯をはっておきます。
首を支えながら足からそっと入れてあげましょう。
顔、頭、からだ、おしりを洗って、バスタオルでくるみ、おむつや服を着せたら終了です。
お風呂上りは耳や鼻、おへそなどのケアや爪切りなどをしたり、水分補給も忘れずにしましょう。
あっという間で慌ただしいかもしれませんが、声をかけながら大切なコミュニケーションの時間にしてあげることです。
沐浴のタイミング
沐浴をするタイミングですが、夏は暑い時間を避け、冬は寒い時間を避けることと言われていますが、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。
今は暖房なども性能がいいので、沐浴後に極端に体を冷やすなどの心配もありません。
毎日同じ時間に~というのも言われるかもしれませんが、そうそううまくはいきませんので気楽に、パパとママのタイミングで入れてあげてください。
ただし、授乳直前の空腹時や授乳直後の満腹時などは避けてください。
沐浴は、新生児と言われる時期までで良いと言われており、一か月検診で何も問題がなければ、大人と同じお風呂に入ることもできるようになります。
大変ですが、あっという間に終わってしまう沐浴期間ですので、ご家庭に合った入れ方を探しつつ楽しんで入れてあげましょう。