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パパ手伝って!沐浴はママ一人じゃ不安なんです

赤ちゃんと一緒に病院から退院したら、毎日一回必ず沐浴をさせてあげる必要があります。沐浴は、体を清潔に保つこと以外にもママと赤ちゃんのスキンシップになったり、体の異常がないか全身チェックもできます。しかし、最初から病院で教えてもらったように上手に入れられるママは少ないのではないでしょうか。そんな時は、パパやおばあちゃんに手伝ってもらうといいかもしれません。今回はパパに手伝ってもらった場合の、ポイントや注意点などを紹介します。

まずは、下準備。冬場なら赤ちゃんが寒くないよう、室温は25度くらいに温めておくと赤ちゃんをびっくりさせずに裸にすることができます。寒いとしゃっくりが出て泣いてしまう場合があるので、部屋の暖めは必ず行いましょう。おうちでの沐浴デビューはママの緊張が伝わり、不安から泣いてしまう赤ちゃんが多い為、下準備は重要なポイントなのです。ママは赤ちゃんがお風呂から上がったときの着替えを用意しましょう。

すぐに着せられるように、短着と長着は袖部分を重ねて通しておき、おむつもセットしておきましょう。そしてお風呂上がりに赤ちゃんに飲ませる白湯も用意しておくといいでしょう。その間に、パパにはベビーバスにお湯を張ってもらうとスムーズに進めることができます。産後のママは体力が落ちているので、力仕事はパパが助けてくれるとありがたいものです。お湯を張ったベビーバスは重たくなるので、少しためたら所定の位置へ移動して、残りは風呂桶やバケツなどでお湯を足すといいかもしれません。この時、必ずベビーバスの排水ゴムパッキンがしっかりしまっている確認もしてください。お湯が漏れたら大参事です。浴室に暖房がついている場合や夏場などは、そのまま浴室で入れてもいいでしょう。

いよいよ赤ちゃんを裸にして、沐浴させてあげる際には、一人が赤ちゃんを両手で抱えてお湯に浮かせて、もう一人が赤ちゃんを石鹸で洗うようにするのがおすすめです。赤ちゃんがびっくりして暴れないように、両手とおなかに布をかけておくといいかもしれません。しっかりと首と頭・お尻を支えてあげている間に、もう一人がさっと洗ってあげるようにするといいです。赤ちゃんをうつ伏せにして背中やお尻を洗う時、一人だと裏返すのが大変ですが、二人いると楽にできるのが最大の利点ではないでしょうか。

洗い終わったら赤ちゃんをお湯から持ち上げてもらっている間に、上がり湯をかけてあげて沐浴完了です。お風呂から上がったら、ママがバスタオルに抱き取り、服を着せてあげ、用意しておいた白湯を飲ませてしまいましょう。パパにはベビーバスのお湯をぬく作業をしてもらったら一安心です。

ママ一人で入れるよりも、赤ちゃんも安心して体をあづけられ、パパにも父性がうまれる相乗効果も期待できます。二人で可愛い我が子を、楽しみながら沐浴させてあげましょう。

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