新生児 沐浴ガイドブック > みんなの沐浴体験レビュー > 沐浴担当は手の大きなお父さん

沐浴担当は手の大きなお父さん

みんなの沐浴体験レビュー

子供は二人いますが、私は2人とも沐浴させた記憶がありません。
最初の子は、出産後まで2週間ほど里帰りをしていました。
実家では母が居れてくれてましたので、私は見物人兼沐浴後のケア担当でした。
自宅に戻ってからは、主に主人担当でした。
これには少し理由があります。

一つ目は、切迫早産の可能性があって妊娠後期に入って直ぐに二ヶ月程安政のために実家へ療養に戻っていたんです。
沐浴指導などをしてくれる母親学級がその間にあって、参加することが出来なかったんです。
病院によっては、出産後に指導してくれる所もあるみたいですが、私の病院ではそういうのはありませんでした。

もう一つは後から聞いたんですが、母が主人に「私の手が小さくて子供の耳を後ろから抑えることが出来ないので、出来るだけ赤ちゃんの沐浴はさせないで欲しい」と一言頼んだんだそうです。
この母の伝言を忠実に守って、自宅での沐浴担当は主人になりました。

当時も今と変わらす仕事出来たくは遅かったですが、とにかくすっ飛んで帰ってきて、帰宅したらすぐに摂るものもとりあえず子供を沐浴させてくれていました。
一ヶ月検診で、普通に入浴させても良いと言われるまでの本の2週間ほどでしたけど、この時の習慣のお陰でベビーバスを卒業した子供の入浴も主人担当になりました。

私の小さな手に包まれるよりも、主人の大きな手でがっしりと支えられる方が子供も気持ち良かったのか、口をすぼめて目を閉じてとても気持ちよさそうにされるがままになっていた顔を今でも思い出します。
今思えば母の言葉には、主人を育児に無理からでも参加させると言う母の狙いもあったんだと思います。

確かに私の手が小さいですが、それでも沐浴させられないと言うわけではないと思います。
でも、義理の母から「手の大きなお父さんにしかできない仕事」として、育児の重要な仕事を託されたら拒む新米パパはいないんじゃないでしょうか。
妙な責任感が主人に芽生えたんだと思います。
沐浴に限らず、父親の育児への参加を促す1つの方帆かも知れないと思ったりもします。

関連記事Related Posts